党首討論、最初から最後まで見てみました。

きっちり全部。

ＴＶで編集されているものは、編集されている以上
どんなに公平にやろうとしても、大なり小なりバイアスは存在するし、
それだけであーだこーだ判断すると、おかしくなる可能性あるなと思って。
しかし、結構短いもんなんだね。意外。
あれなら見るのは別に苦でもないや。

以下、つらつら長いので、興味あるひとだけどうぞー。

んで、個人的感想なんですが。

「あ、谷垣さん本当に頑張ってるじゃないすかー」でした。

ＴＶでの評価としても、今回は結構谷垣さん頑張ったみたく報道されてたので、
そうなの？ほんとに？どんぐらい？とか思ってたのですが。
こりゃＴＶの編集で見るよりも、通しで見たほうが断然頑張ってる。
ていうか、まあ確かに前より谷垣さん自身も頑張ってんだけど、それ以上に
鳩山総理の答弁が酷すぎて谷垣さんが更に5割増し良く見えた
という民主墓穴イリュージョンもあり（苦笑）

今回谷垣さんの何が一番よかったって、要点をまとめるのが上手いとこ。
反駁も短く、わかりやすい。ある程度的も射ている。ちゃんと野党っぽい。
対して、民主は何かあればすぐ自民が自民がって長々非難が続くのですが、
そんなこと聞いてないだろうよ、民主としての見解はどうした？とか思うわけです。

私は不祥事って言っても、内容によっては辞める事だけが全てじゃないという認識。
ただ、かつて与党自民が不祥事を起こした時、あれだけ辞職を迫っていたという事は、
自分にとっての責任のとり方って、辞職すること、だったんじゃないのか？
なのに「（不祥事の件）反省していたら、責任は問わないということか」という言葉には
今は自分が続ける事が責任だと言う。意見がころころ変わる人間は信用低。
大切なことに関しても手のひらを簡単に返しそう。
そうでなければ、自分の発言に責任が持てないタイプに思える。

「（普天間の件）３月末に決着しなきゃいけない法律がないのは当たり前。
そういう事ではなく、自分で発言したことなんだという事をわかっていますか」
って、指摘もそのとおりだと思いました。一事が万事。
もはやゴカイとかロッカイとかいうレベルの話ではない、よね・・・・。
自分の発言に責任持てない人が、責任とか覚悟とか言葉使うのは片腹痛い。

かなりデリケートな普天間問題、扱いが難しいのは誰にだってわかってる。
だからこそ、簡単に県外国外とか口にする事こそ浅はかなんじゃないのか？
そりゃあ、基地なんて無くてやってけるなら、そのほうがベストだけどさ・・・・
それこそ一朝一夕で何とかなることじゃないのは自明の理。
ベストが選べないなら、ベターを選ぶしかないでしょうよ。
腹案とか言ってたけど、それは５月までにどういう動きするのかな。謎。

そもそも自民になりかわって、民主ならやりますできます！と言って政権交代を
果たした以上、反駁のたびに自民が自民が言ってる時点でズレてんですよ。
その上秒殺で論破されるて・・・・・もうね・・・・・うん・・・・・。

ちなみに、素人目に在日米軍の件で一番問題なのは、犯罪が起きた時、
「公務中」でしたって言われちゃったら、日本側ですっと裁けない事かと思う。
あれが一番もどかしいしイラっとくる。ちゃんと裁けてんのか不安になるしな。
先日の女性兵士の飲酒ひき逃げとか最悪に終わってたが、場所が日本で被害者が
日本人なんだから、厳しく日本で取り締まれて、すぐにかっちり日本で裁きたい。
それができるなら、まだ良かっただろうに・・・・・。